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「ツールスクラッパー」と「ツールジャマ―」のどちらを採用すべきか

ポケカ コラム
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こんにちは。赤い彗星exです。

さて、久々にポケカブログを再開したということで、少し考察記事を書きたいと思います。

発売日から遅くなりましたが、連撃マスターに封入されている「ツールジャマ―」が結構強いよね、と言うお話です。

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「ツールジャマ―」はどのような場面で強いのか

「ツールジャマ―」は端的に言うと、相手のバトル場のポケモンについているポケモンのどうぐを無効化できるというカードになります。つまり互いのバトルポケモンが道具をなくした状態になります。

このカード意外と使える場面がありまして、自分が良く使っているデッキのレッドパーフェクション(ミュウツー&ミュウGXの炎タイプメインデッキ)ではその場面がたびたび来ます。

例えば、相手の三神(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)が「大きなお守り」をつけて、HPが310点になっている場合、レッドパーフェクションの最大打点である「フレアドライブGX」の300点で倒せなくなってしまうんです。

しかし、この「ツールジャマ―」を付けることで、「大きなお守り」を無効化しHPを280に戻すことが可能なので、ワンパン可能になります。少し言い過ぎですが、疑似的な30打点アップのどうぐになることがあり得るわけですね。サンムーン時代の「こだわりハチマキ」と言われたら強いなと思いますよね。

また、防御的側面にもこのカードは働くことがあります。三神の「オルタージェネシスGX」を撃たれた後のザシアンV「ブレイブキャリバー」は230+30=260点が出ることになります。ここに「くちたけん」を装備されると打点が30アップで290点となります。ここまでされると、ミュウミュウHP270をワンパン可能になってしまいます。

しかし、「ツールジャマ―」を装備しておけば、「くちたけん」を無効化でき、HPが10残るラインで耐えることが可能になります。疑似的な「大きなお守り」と同じと考えられるでしょう。

他にも相手の「ふうせん」、「Uターンボード」等を無効化することも可能です。この点で、「大きなお守り」でよくない?と言う点で差別化を図ることが可能でしょう。

上記の状況は現代のデッキに1枚入っていることが多い「ツールスクラッパー」で除去してしまえば大体解決することが出来るでしょう。

では、ポケモンの道具を無効化できる「ツールスクラッパー」とはどのように差別化できるのでしょうか?

「ツールスクラッパー」と「ツールジャマ―」の利点

ツールスクラッパーの利点

  • 即座に手札から使えるので使ったら必ず効果を受けられる
  • ベンチで働く効果も除去が可能
  • 1:2で交換できる
  • ポケモンのどうぐ枠を圧縮されることが無い

ツールジャマ―の利点

  • 1:2以上に効果を発揮する可能性がある
  • 場での継続効果なので、相手ターンに出た道具にも即効果発揮することが出来る
  • 手札に持っておく必要が無いので、博士の研究で捨てずにとりあえずつけておくことが可能
  • 「ポケモンのどうぐ」なので「グズマ&ハラ」でほしい時に持ってこれる
  • はがすのに相手の「ツールスクラッパー」の使用を強いることが出来る

思いつくところはこんなところでしょうか?

利点は基本的にもう一方の弱点だと思ってもらっていいです。

ここで大きな特徴は「ベンチで働く効果への影響の有無」「継続効果かどうか」かなと思います。

現環境のポケモンのどうぐ一覧

さて、ここで気になるのが、現状のポケモンのどうぐはどんなものがあるのか?と言うことになると思います。ポケモンカード公式のデッキ構築機能を使ってリスト化してみました。

dででkでkkでっきでっでnNLQnn-vGvt3u-LgLnHL

ハッサムVと炎エネはデッキのオシャレなので気にしないでください。

現環境(スタンダード)で使用できるポケモンのどうぐは38種類。この中でバトル場にて効果が発揮するカードは「学習装置」以外の37枚です。この全てのどうぐの中でベンチポケモンについていて影響があるカードは16種類になります。

このベンチで働く効果のほとんどがHPアップのカードになります。ベンチでのHPアップは「れんげきウーラオス」「ドラパルト」「インテレオン」のようなベンチ狙撃系のデッキではかなり邪魔なカードとして生きてきます。逆に言えば、ベンチ狙撃をメインとしないデッキにはその部分は気にせず、バトル場の効果発揮カードとみることが出来ます。

そのような攻撃を受けて効果を発揮することを意識されたカードで、ベンチかつバトル場でも発揮するカードは13種類になります。(しあわせたまごはツールジャマーで防げないので除く)

つまり、ベンチ狙撃を基本としないようなデッキにて、ベンチにて効果を発揮するような「ポケモンのどうぐ」は「学習装置」と「隠密フード」の2枚であると考えることが出来ると思います。

一応どちらもトーナメントレベルで使われている(いた)カードではありますね。

さて、ここでツールジャマ―が真価を発揮するであろう「相手ターンにつけるだけで一度はその場で効果を発揮する道具」は、14種類になります。その中では、「一撃の巻物」「くちたけん」「元気のハチマキ」「くろおび」「メモリーカプセル」「ふうせん」のようなかな強力なカードが多いです。基本的に効果を発揮させたいターンにつけるカードが多いので、「ツールスクラッパー」ではなく「ツールジャマ―」であれば防げることが多いでしょう。

「ツールジャマ―」もかなり防げる範囲が広いことが分かります。

「ツールスクラッパー」と「ツールジャマ―」のどちらを採用すべきか

上記で説明してきたように、「ツールジャマ―」もそこそこ大会等で見かけるレベルで強いカードだというのが分かってもらえたと思います。

では、結論として、「ツールスクラッパー」と「ツールジャマ―」のどちらを採用すべきかなのでしょうか?

これは本当にデッキによるとしか言えないのですが…あえて無理やりまとめるとすると

  • メインアタッカーに貼りたいポケモンのどうぐが無い事
  • ベンチ狙撃がメインでないデッキ
  • 「グズマ&ハラ」が採用されているデッキ

この状況下では「ツールジャマ―」を採用しても強いのではないか?と言うのが個人的な見解になります。

自分はレッドパーフェクションに採用していますが、かなり機能する場面が多く感じます。相手がツールスクラッパーが無いと除去できないのは強いですね。自分はこのカードそこそこ好きです笑

今日はこんなところで!それでは~

最新弾はこちら!

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