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愛知CL出ないけど、記録として今の環境を整理してみた

ポケカ メモ
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こんにちは!赤い彗星です!

今回は愛知CL目前にて、サンムーンのAレギュがスタン落ちした環境の整理を一度してみたので記事にしてみたいと思います。

忙しくて新レギュ練習できていない方や、まだ始めたばかりと言う方の少しでも手助けになればと思っています。

また、このブログで公開しておくことで、

・愛知CL後に自分が見ていた環境がどれだけあっていたのか後に答え合わせが出来ること

・数か月後、何年後かに当時はこんな環境だったという記録として残ること

の上記2点が可能になると思ったので記事にまとめています。

また、自分から見た一つの環境考察であり、間違っている可能性も大いにあるので色々な方の記事を読んだりして、自分の中で解答を見つけてみてください。

さて、色々保険はかけたので書いていきたいと思います。

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1.グズマが消えた

まず、サンムーンからソードシールドに変わったことで一番大きな環境変化はグズマが使えなくなったことでしょう。これによりベンチからポケモンを引っ張てくる確定サポートカードが消え、ベンチが比較的安全になりました。

今現状でどのようなデッキにも入るベンチから相手のポケモンを何でも指名して引っ張り出せる効果を持つカードは「カスタムキャッチャー」と「ポケモンキャッチャー」の二択になりました。

カスタムキャッチャー
ポケモンキャッチャー
カスタムキャッチャーポケモンキャッチャー
メリット
・確実にベンチから相手のポケモンを引っ張り出せる
・ドロソとして使える
メリット
・一枚でも機能するのでキープする必要が無い
・四枚デッキに入れれば四回まで使用可能
デメリット
・二回までしか使えない
・二枚同時に使う必要性があるため、一枚では使えず手札にキープする必要性がある
デメリット
・コイントスがあるので確実性が無い

上記のように一長一短と言った感じでプレイヤーの考え方やデッキの余った枠によってどちらを採用するか検討する状態になっています。

グレートキャッチャー

また、同じグッズとして「グレートキャッチャー」も残っています。こちらはGXのみしか対象にとれませんが、手札2枚をコストとすれば確実にGXポケモンを引っ張り出すことが出来ます。しかし、ソード・シールド環境ではVポケモンが現れたので上記の二枚と違いそれらを対象に取ることが出来ません。ただ、現時点ではドロソとして使用されたデデンネGXを引っ張って勝ちのような状況も多いため、まだまだ非常に強いカードではあります。

今のデッキを見ていると、グレートキャッチャーと他の二種のうちどちらかの採用と言うような形が多いかと思います。枠が無い場合はグレキャが勝負を決める際に有効となる場合が多いのでそちらが優先して採用されていることが多いです。

このようにグズマがいなくなったおかげで引っ張り出すカードはサポートからグッズへと移行されました。そのため、秋葉原のシティリーグでは「コマタナ」を採用したデッキが優勝していました。

コマタナ
フィオネ

そして、指定して引っ張り出すことが出来ないが、相手のポケモンをベンチから引っ張る手段としてフフィオネが多く採用されています。これは使えばデッキに戻るために何度も使用可能です。相手のベンチポケモンが一匹であれば確実に引っ張り出せます。相手が選ぶという点は少し弱いですが、タチフサグマやピッピ人形の回答となる場合があることがあるのでデッキに一枚だけ入っている場合が多くあります。

他にもデッキを選びますが、炎デッキであれば確実にポケモンをベンチから引っ張れるキュウコンの「きゅうびのいざない」や確実ではないにしろ、何度も使えるフシギバナ&ツタージャGXの「かがやくつる」も注目されているカードになります。

グズマがいなくなったおかげで、ゲームを決めるような確実なカードがなくなりました。しかし、そのおかげで個人的には、ベンチからポケモンを呼ばれることが多くなったと考えています。

何度も使える特性にてベンチポケモンを引っ張てくるカードが積極的に採用されるようになりました。また、コイントスの試行回数を増やすために、ポケモンキャッチャー4枚採用しているデッキで偶然四回コイントスが成功してしまったり…こんなことが考えられる環境になっています。そして、ベンチ入れ替え系のカードがサポート枠から外れたため、サポートでデッキを掘って、その中から引いたカードをそのターンに使えるようになったのです。サポート権を切ってグズマを引っ張っていたら、そのターンは引っ張られることは無かったのですが、現環境ではそういうわけにもいかなくなりました。リセットスタンプから勝ちを手繰り寄せるのがより簡単になりました。

2.新たなエネ加速が配られた

ソード・シールドの発売により新たなエネ加速が配られるようになりました。「モスノウ」「ゴリランダー」「メタルソーサー」です。

メタルソーサー

もうメタルソーサーは記述しなくてもいいかもしれませんが、ザシアンVのエネ加速として使われています。他にもルカリオ&メルメタルGXのエネ加速としても使えます。鋼タイプにお手軽なエネ加速が出たことは環境に大きく影響しています。

モスノウ

次に、「モスノウ」です。ポケモンカードで何度も出てきている「あまごい」のような特性を持っています。水タイプのベンチポケモンに水エネを手札から何枚もつけることが出来ます。これによりラプラスVMAXが高火力を出せたり、パルキアGXのGX技が撃ちやすくなりました。

ゴリランダー

そして、「ゴリランダー」です。2進化でありますが特性でデッキから草エネを2枚自分の好きなポケモンに付けることが出来ます。草タイプには「モクロー&アローラナッシーGX」がいるため簡単に進化させることができ、ゴリランダーのエネ加速にてモクロー&アローラナッシーGXのやすらぎハリケーンが次のターンに撃て、トロピカルアワーGXも簡単に追加効果を狙える「モクナシゴリランダー」と言うデッキタイプも生まれました。ただ、鋼タイプが抵抗力で草を持っている点が向かい風になっています。

モクロー&アローラナッシーGX

上記のように溶接工以外に環境に顔を出すようなエネ加速が追加されました。しかし、炎ポケモン程アタッカーに強力なポケモンが水、草にはいないイメージはぬぐえません。(鋼は強すぎです。)ただ、上記のエネ加速を使ったデッキがいくつか生まれています。

3.デッキ圧縮の速度が上がった

博士の研究(マグノリア博士)

単純に手札全捨て7枚ドローの博士の研究が登場したおかげです。思った以上にデッキ圧縮が早くなっています。サンムーン環境でメインとして使われていたシロナは最大で6枚にしか触れず、手札をデッキに戻すので、デッキ枚数は6-(引き直す前の手札の枚数)でしか減りませんでした。しかし、博士の研究のおかげで確実にデッキ枚数は7枚ずつ減るようになりました。

また、サポートが先攻の1ターン目には使えなくなったため、先攻でも使用可能なデデンネGXもデッキに入ることが多くなっています。このカードも手札全捨て6枚ドローなのでよりデッキ圧縮の速度を速めています。

これのおかげで、デッキのカードにより早い段階で多く触ることが出来るようになったのでゲームスピードが速まったと感じています。

なので、LO(デッキ切れ)を狙うデッキもチャンスがあると感じてはいますが…

4.先攻1ターン目にサポートが使えなくなった

先攻1ターン目にサポートが使えなくなりました。なので初ターンに複数体進化元を並べる必要があるデッキが少しだけ動きづらくなったと考えています。特にウルネクのようなデッキです。複数体進化系が必要なデッキは初手によるブレが大きくなり環境であまり見なくなりました。ウルネクのような毎度エネ加速を複数回行う必要があるデッキはカラマネロを早い段階で複数立てる必要があるため、非常に難しくなってきていると思います。これは新レギュを遊んでみたという記事にも書いてあります。

また、先攻でも動きを円滑にするためにジラーチ、デデンネGXのような特性にて手札を増加できるカードの採用が増えています。そして、特性にてドローできて、アタッカーにもなりうるザシアンVが登場して、それが無理なく入る三神ザシアンと言うデッキがトップメタに上がってきていると思います。

ジラーチ
アブソル

また、ジラーチとエスケープボードが多くのデッキで採用されているために、その対抗策として、たねポケモンの逃げエネを1重くするアブソルが枠が余れば入るというほぼ全デッキにアブソルが積まれている環境が生まれました。指定できないフィオネで相手のベンチから引っ張り出したたねポケモンの動きを止めたりと時間稼ぎにも有効に使えるカードなので現環境で非常に強い一枚となっています。

5.いきなり高打点が出るプランが減った

こだわりハチマキ
カキ

カキ、こだわりハチマキのレギュ落ちにより、最速で高打点をたたきつけるレシリザが環境から激減しました。これのおかげで高打点が早い段階からいきなり飛んでくるという環境ではなく、150~200点ぐらいの中打点が飛び交う環境になりました。そのためタッグチームのような高いHPを誇るポケモンたちが一ターン生き延びると言った保険を得ることが出来たため、三神が場に残りオルタージェネシスを撃つタイミングが多く生まれるようになったと考えています。そのため強い武器であるザシアンVを手に入れた三神はより生き生きしているのです。

高打点(三神を一撃で倒せる280点以上)を先攻2ターン目に出せるデッキは炎ミュウミュウのターン目に出せるデッキはミュウミュウのフレアドライブGXが環境で唯一だと考えています。そのためオルジェネを撃たせる前に三神を倒せるためレッドパーフェクションが環境によく顔を出しています。

リザードンGX
マオ&スイレン

中打点になったおかげで基本的にはポケモンを二発で倒すというのが主流になりつつあります。なので回復手段としてのマオ&スイレンの需要が高まっています。アブソルを立てられた後の逃がし役、ザシアンVのブレイブキャリバーの連発にも一役買っており、シロナ&カトレア、タッグコールで簡単に持ってこれる点も優秀です。

6.無人発電所が減った

無人発電所

無人発電所を入れているデッキが減ってきました。そのため、ミュウミュウのパーフェクションが使いやすくなっています。

7.三神ザシアン中心にメタが回っている

ザシアンV

現環境では三神ザシアンがパワーがで非常に高いデッキでありこれがメタの中心に位置していると考えています。そのため、これに勝てるデッキとして、たねポケモンから技を受けないブロッキングを持つタチフサグマのデッキが生まれました。しかし、それに対する対策も三神ザシアンはできてしまっていると考えています。そして、オルタージェネシスを喰らってもサイドを取られないリーリエのピッピ人形を主軸にしたモルペコ人形と言うデッキも大頭しています。グズマが消えた、グレキャの対象に取られないことも強みとなりピッピ人形が場に残りやすくなっていることも追い風となっています。また、三神を先に葬ることが出来るレッドパーフェクションも環境に顔を出しています。Vポケモンが多くなったことで無人発電所が減った影響もあり、ミュウミュウがいろんな型で成績を残しています。(水であったり、超であったり…)

モルペコV
ガラル タチフサグマ
ピカチュウ&ゼクロムGX

そして、三神ザシアンのアタッカーが鋼であるから抵抗を持っているポケモンが多くいて、速度も速く、先攻でも後攻でも強い動きが出来るピカゼクが環境トップに躍り出ました。フルドライブを後攻1ターン目、先攻2ターン目に高確率で決めることが出来、簡単に150打点を出しながら後続を用意することが出来ます。ライライのタンデムショックでマヒらせることでタチフサグマも対策でき、ゼラオラGXでアブソル対策もできます。ピカゼクはベンチに170飛ばすGXもあるのでオドリドリGXやデデンネGXのベンチ狙撃が出来ます。出来ること多すぎるのでピカゼクが強いのは当たり前ですね笑

8.まとめ

分が見ているデッキの中でTier1と考えているデッキは

  • 三神ザシアン
  • ピカゼク
  • モルペコ人形
  • ミュウミュウ(炎、超)

と言った上記四つだと思っています。

対策できないと勝てないデッキとしてタチフサグマがいるのでそれは視野に入れないといけませんが、現時点で上記4つの中には入る強さは無いと思っています。

他にもラプラスVMAXやカビゴンVMAX、ズガドーン等多くのデッキが現環境で存在しています。全部の対策は無理なので自分がCL愛知に行くのなら上記4つ+タチフサグマに5割は勝てるデッキを持って行こと考えるでしょう。

隠し玉を持っているプレイヤーが多くいるはずなので、どんなデッキが優勝するのか自分は非常に楽しみです!

今回はここまでです。自分視点からの新レギュ環境を見ていきました。弱小プレイヤーですが、何かしらい皆さんの役に立てると嬉しいです。

それでは~

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