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カードの資産価値 その2 スタン落ち・再録の問題点について

ポケカ コラム
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こんにちは!赤い彗星exです。

さあ、予想はしていましたがCL東京にて色々な発表が来ましたね!本当は前々回の記事をすぐに投稿しようと思っていたのですが、スタン落ちが発表されたので緊急でスタン落ちしたトーナメントレベルのカードをリストアップしていきました。

遅くなってしまってすいません!

前回記事です!

さて、今回は再録等の問題について書いていきたいと思います!

前回の記事で書いた通り、カードゲームには一定の資産的価値があります。だから、カードショップが成立しています。

さて、カードゲームは紙幣のようなもので、信用をカードの発売元が担保しているので価値が維持されていると書きました。

逆に言えば、発売元の思うがままなのです。

発売元が禁止にすれば、そのテキストには価値がなくなり、再録すれば流通数が増加し、スタン落ちが行われれば多くのカードが価値がなくなるのです。

基本的にこれらの行為は持っている人が悲しみ、持っていない人が喜ぶものです。

一つ一つメリットデメリットを見ていくと…

禁止制限はまず基本的にはしてはいけない行為だと思われます。禁止制限されるよううなカードはトーナメントレベルの第一線で活躍していたカードが多いはずです。ということは、直前まで需要が多くの人が高くデッキを作るため集めたり、高く価格が設定されていると考えられます。それが一気に無に変わるのです。非常によろしくないです。まずこのようなカードを作るべきではありません。しかし、カードゲームが続くと運営も把握できないほどカードが増え、思いつかないような組み合わせが出てくることがあります。また、プレイヤーが気持ちよく遊ぶという環境づくりに関して言えばしょうがないでしょう。みんな同じデッキしか使わないなんて、健全ではないですからね。このような面でメリット、デメリットがあります。長期的に見ればプレイヤーが環境がつまらないというために、引退してしまうと大きなマイナスになってしまいます。

上記の禁止制限を防ぐための行為がスタン落ちです。一定期間までのカードを一気に使えなくするということです。問題点は多くのカードが一気にカード価値がなくなることです。今のポケカが相当これで騒がれているので皆さんもよくお判りでしょう。一番の問題点は、カードゲームプレイヤーに引退するきっかけを与えてしまうことです。今まで集めててのが馬鹿馬鹿しくなる方もいるというのが現実です。また、一年休んで戻ってきたらカードが使えなくなっているというのも問題でしょう。しかし、これはいくつかのメリットがあります。まず、カードの使える種類を制限することが出来る点です。これにより初心者が覚えるカードが少なくなり始めやすくなります。制限することにより、禁止制限する必要がなくなります。現にポケモンカードは禁止制限カードがありません。そしてもう一つ、インフレが緩やかになります。カードゲームは基本的に前よりも強いカードを出さないとパックが売れません。よって、開発者は昔のカードより強いカード作ります。これによりカードは大きくインフレしていきます。取り返しのつかないような強いカードが出てくるのです。これがスタン落ちすれば昔のカードと同じ能力でも売れるようになります笑

さて、再録です。問題点は流通量が増えるためカード価値が下がることです。今まで必死に集めたカードの価値が下がってしまいます。これによってやはり嫌な気持ちになってしまうことも多いと思います。自分もいつも少し嫌な気分になります笑 ですが、メリットとしては持ってないカードがされれば安くなり集めやすいことでしょう。これも初心者にとっては始めるきっかけになります。

これらの行為すべてカードの資産価値が下がるという行為です。これはユーザーにとっては、残念で終わるかもしれません。しかし、本当に一番の問題点はショップに大打撃があることでしょう。

ショップにとっては今抱えている在庫が急に価値がゼロになるのです。赤字になります。これが頻繁に起これば、そのジャンルのカードを取り扱うことをやめてしまう可能性もありますし、ショップ自体閉めてしまう可能性があります。

ショップが閉まるとどうなるでしょうか。

ユーザーが減ります。フリースペースがなくなったり、大会が開かれなくなったり、買取に出せなくなったり… 色々な問題点が考えられます。これによって結果的に資産価値が下がるとユーザーが離れてしまいます。カードゲームの寿命を縮めることになってしまいます。

価値を下げるということは新たなプレイヤーの参入機会にはなり得るのですが、結果として寿命を短くしてしまうことにもなりかねません。

例えばデュエマは昔はシングル単価が低すぎたために扱うカードショップが少なくプレイヤー人口も少なくなっていた経緯があるのですが、ゴールデンリストというカード毎に再録はいついつまでしないと公式が宣言するリストを作ることでシングル価格の維持をして、扱うカードショップが増えたという事実があります。しかし、今のデュエルマスターズはシングル価格が高すぎるために新規参入が難しいという問題点もあります。

ポケモンカードは毎年一年のまとめにトーナメントレベルのカードをほぼ全て再録するパックを発売します。スタン落ちも不定期に行われます。(これからは毎年になると思われるので、ある程度予想が付きやすいかもしれませんが)これは非常にカードショップ毎の対策が難しいです。一度に何枚ものカードが資産価値が下がるからです。また、再録カードが目玉だったパックは需要が少なくなり、売れなくなってしまいます。2018年のブームになる前は扱うカードショップが少なく、人口が増えたからブームに乗って扱うカードショップが増えたのですが、ウルトラシャイニーの時に大きな大打撃を食らったはずです。

今回のタッグオールスターズ、スタン落ちも多くのカードショップに相当なダメージを与えているはずです。

スタン落ち、再録、禁止制限等資産価値を直接的に下げる行為は問題があります。しかし、やっていかないと新規参入が難しかったり環境が悪化したりという題点があるのも事実です。これら全てが良い悪いで片付けられるものではありません。しかし、自分たちがカードを続ける以上、避けては通れない道ではあります。

この辺のいろいろな理解を深めて、できる限り自分に対するダメージを減らせるようにカードゲームを続けていきたいですね。

今回はここまでです。

ポケカは今がいろいろな意味で踏ん張り時ですね笑

マイナスな意見も多いですが、プラスの側面もしっかりと見ていきましょう!

それでは〜

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