こんにちは!赤い彗星exと申すものです!
本日、4月に発売の最新パック「スノーハザード」「クレイバースト」に収録されるカードが新たに公開されました!
前回紹介していたカードだけでも恐ろしく強かったのですが、今回は今回で震え上がるようなテキストのカードばかりが公開されました。
今回のパック本当に強すぎです。今刷られているトリプレットビートは号泣してると思います。
早速カードをみていきましょう!
前回の紹介カードはこちら!
クレイバースト
フォレトスex
まずはフォレトスex。草版のマルマイン。このカードのような能力は、今までも何度も出ており、その度に使用されてきた。(というか悪用か?笑)相手にサイドを2枚取らせる代わりに、自分のポケモンのエネルギー5枚も加速すると言う能力である。
この能力の偉いところは、相手に強制的にポケモンを倒していないのにサイドを取らせる点である。この特性によってサイドの枚数が少ない時に有利に効果発動するカードを能動的に強く使うことができる。自分のターンでの起動の為、最速で先行2ターン目で、サイドを2枚取られた状態、相手のサイドを4枚の状態にすることができる。例えば、下に出てくる新規カード「チオンジェンex」は相手にサイドのとられた枚数分60ダメージをベンチポケモンに与える技を持っているため、このカードを使ってエネルギー加速しつつ、そのまま120点打点を出せるポケモンとなる。また同じ「クレイバースト」で出てくる「ナンジャモ」を使えば、相手の手札を4枚に一気に減らすこともできる。今までも、自ら気絶するポケモンを何体も気絶させ、速攻で「ナンジャモ」のようなサイド参照によって、手札の枚数を減らすカードで相手の手札を減らして戦ういわゆる「ハンデス」戦略のデッキがあった。どちらかというとエネ加速よりも、サイドを能動的に取らせる点に利点があるか。今後どこかで悪さしそうな一枚。
カラミンゴ
カラミンゴ。今までにもいた同名の技を持つカードが、トラッシュに何枚あるかによって打点が変わるカード。このようなカードは、打点がトラッシュにあるカード枚数に依存する代わりに、「たねポケモン」かつ、「非exポケモン」であって、高火力を出せると言う点で何度も環境に出てきたデッキタイプ。「マッドパーティー」や「よるのこうしん」が、その類である。今回は「だんけつのつばさ」と言う技を参照し、下で述べている「ヤミカラス」、トリプレットビートに出てきた「カイデン」の現状3種類がカード化されることがわかっている。 3種類だと戦うポケモン一匹を除いて全てトラッシュしても、220点しか出てこず、たねVポケモンは大抵みることができるが、exが台頭するであろう次の環境では、少し火力が不足していると思われる。おそらく、まだ何枚か出てくると思う。
このポケモンの偉いところは、トラッシュに送るために「だんけつのつばさ」を集める必要があるが、自身がベンチに出ただけで「カラミンゴ」を山札から3枚回収できる。まずカードゲームにおいて、1枚使用で手札3枚増えるのは異常である。(ポケモンカードだと博士の研究があるので感覚が麻痺りがちだが、こっちは確定サーチで1対3なので異常です笑)そして、サーチ先のカラミンゴも、「だんけつのつばさ」を使用するためにはかなり重要な意味合いを持つ特性であり、トラッシュするまでの手札にかき集める過程を、アタッカー用意のまま達成できる点で非常に優秀。また、トラッシュを参照する技を持つポケモンは「マッドパーティー」の時のように比較的HPが低く、40点等で設定されている印象だが、今回のカードに関してはHP110点を持っており比較的高いHPを持ていることが優秀である。
マイナスな点はアタッカーとしては弱点をつけない無色タイプであること、技の要求が無色エネ2である点である。無色エネ2だと基本的に1ターンで起動するには、ダブルターボが要求され−20点がかかってしまう。また、ダブルターボは4枚しかデッキに入れられず、その点でも要求値が多少高くなってしまう。下で紹介する「ヤミカラス」が悪エネ1で「だんけつのつばさ」を使うことができるので、カラミンゴは最初の特性起動の1体ののみがアタッカーとなり、そちらがメインアタッカーになるか?
「だんけつのつばさ」がどの程度出るかにもよるが、おそらく強いテーマデッキの1つとして活躍するデッキになる。またこのようなデッキはメインアタッカーがほとんどノーマルのため、安く組むことができる。プレイングは多少難しいが、初心者におすすめのデッキになるだろう。今から「だんけのつばさ」のカイデンは入手しておきたい。
ミカルゲ
ミカルゲ。今回発表された中で一番やばいカード。書いてること強すぎだろ!!!!ナンジャモだけじゃなくて、こんなカードも入ってるんかい!とドン引きです。
HP60と低く設定されているが、このカードのヤバさは特性「しっこくのわざわい」にある。なんと場にいるだけで全たねVポケモンの特性を使えなくする。場だからベンチにいるだけでいい。ベンチに置いとくだけでVポケモンの特性が消えるのはかなり強力である。今までも「頂への雪道」というスタジアムがルールを持つポケモンの特性をとめていたが、それは比較的除去がしやすい「スタジアム」であって、こっちは基本的に倒すしか除去方法がないポケモンであって、耐久力が異なる。また、このポケモンを相手が倒すと言うことは、非V、exポケモンに対して1ターン使用してくれるということであって、相手としてはワンテンポ遅れることになる。このポケモンを見た時に、やられたら嫌だと思ったのが「ミュウVMAX」デッキである。基本的にドローがゲノセクトVの特性に依存しており、このミカルゲ1枚でドローが止まることになりかねない。また、ミュウVMAX側が今までやられていた「ドラピオンV」の特性を封じる札として使えそうであるが、自分のポケモンにも特性が及ぶためドローはできなくなる。「崩れたスタジアム」で、次のターンに自分でトラッシュすることで、自分には影響なしという戦い方も可能ではある。
また、このポケモンの技が地味に優秀で「ぱっときえる」で邪魔な場合は、最悪手札に返すことができる。(1ターンは消費してしまうが…)
非常に強力なロック性能を持つ一枚で、きっと対戦シーンではよく見るカードになるだろう。プレイヤーは入手必須のカード。
ワタッコ
ワタッコ。特性「ふわっとよける」がコイントスをして表なら技のダメージを受けないポケモン。進化前も同じ特性を持つ。技は1草エネで60点+ベンチ1匹に30点。正直環境で戦えるほど強くはとは思うが、特性は表出し続けたら無敵であり、面白い。技の火力が低すぎるかなっと思ってしまう。盛り上がる一枚。
災いの荒野
災いの荒野。新スタジアム。結構優秀なテキスト。闘タイプでないたねポケモンのみの逃げエネを1重くすることができる。これからも増えるであろう相手の逃げエネ参照で打点を上げるようなカード等とのシナジーが考えられる(リーフィアVMAX等)。また、前回紹介した「ディンルーex」のようなロック性能が高いポケモンと組み合わせると相手はイライラ間違いなし。スタジアムなので入れやすく、相手の動きを縛るロック系のデッキに入ることが多そう。
スノーハザード
チオンジェンex
新規ex。書いてある数字はすごい。まず、VポケモンはたねでHP220が多く、220ラインが意識されている環境で、たねでHP230なのが地味に優秀。そして、上技が相手のベンチポケモンに取られたサイドの枚数×60点を与えることができる。サイド1枚だと60だが、サイド2枚で120点、サイド3枚で180、サイド4枚まで行くと240点、サイド5枚までいくと300点とベンチ狙撃としての火力が異常。上記で述べた「フォレトスex」を使用すればエネ加速もでき、サイドを2枚取らせることができ、先行2ターン目からベンチ狙撃120点を連発できる。
また、ベンチ狙撃でなくとも、フォレトスを使えば4エネ220点を出せるのも優秀。120+220で340なので環境にいるVMAXは二発で基本的に倒せるのも高ポイント。ただフォレトスを先行2ターン目で使用した場合、順当に互いに毎ターン2枚ずつサイドをとると負けてしまうため、「ナタネの活気」を使用して、先行2ターン目で220点出すプランや、VMAX相手には一回フォレトスexで殴って効果を起動する等が考えられる。最速でナンジャモやツツジを叩きつけて、盤面をぐちゃぐちゃにするデッキも考えられそう。今まで不遇とされてきた草タイプにも光が見えそう。逃げエネ4なのがちょっとネックだが、専用構築を組めばそこまで問題ないか。かなり期待してる一枚だが、ベンチバリアのマナフィ1枚で対策を完了されてしまうのが少し課題。
ヤミカラス
「だんけつのつばさ」を持つ一枚。HP60と多少低いものの、悪エネ1で「だんけつのつばさ」を撃つことができ、メインアタッカーになるであろう一枚。また、悪タイプのためミュウVMAX、こくばバトレックスVMAXのような超ポケモンの弱点をつける点でも非常に優秀。だんけつのつばさのデッキを組まなきゃ全く必要ないが、デッキを組むなら4枚フルで必要になる。
ミミッキュ
毎シーズン恒例のサイド2枚取られる系ポケモンからダメージを受けない特性をもつポケモン。今シーズンはミミッキュ。特性「しんぴのまもり」はポケモンV、exから技のダメージを受けないというものであり、相手が対策を積んでいなければ出ただけでこのポケモンを倒すことができず、積ませることもできてしまう。HPは70と低めだが、突破しにくい特性を持っているので、そのくらいにしてくれないと対峙した時に多分泣いちゃう。
技は超1無色1でダメカン7個を相手バトルポケモンに置けるというダメージではない技を持っており、7個であるから、ミミッキュで相手のミミッキュを狩るということが可能。技に超が要求されるので技を使用するデッキは限られ、「サーナイト」「ロスト」「こくばバトレックス」といったところだろうか。たねポケモンなのでデッキに簡単に入るのが偉い。一番出されたら今しんどいデッキはミライドンだと思う。これからはこのカードの存在を念頭に入れてダッキ構築する必要がある。
ピーニャ
新規サポート。現代の特殊エネが強いデッキの2大巨頭「ミュウVMAX」「ルギアVSTAR」のデッキに対して強力な一撃を叩き込めるカード。スタンダードでは基本的には特殊エネを回収する手段が多くないので、このカードで複数枚特殊エネルギーをトラッシュされると相当厳しくなる。しかし、このサポートはドロー効果等が付いていないため、ベンチを広げるデッキに対してメタカードとして働いていた「セイボリー」のように対策カードとしては機能しなくてもドローカードになるといった別の用途がない点が欠点。また、サポートなので使えば当然、他のサポートがそのターン使えなくなるため、自分の動きも制約されてしまう。強力な対策カードではあるが、環境を見て役割対象のデッキに、自身のデッキがどの程度不利か、環境に多いのか等を考えないといけないカード。
災いの雪山
スタジアムで水以外のたねポケモンにエネルギーを手張りすればダメカンが2個乗るという打点調整用カード。主にこれから前回紹介した「パオジアンex」のデッキに入ってくると考えられる。パオジアンexが60ずつ打点が上がるので、3エネの時の180にこのスタジアムで20点追加の200、「こだわりベルト」での追加の30で合計230や、4枚の240にこのスタジアムで20プラスで260、ベルトで30追加の290でVSTARの280ラインをワンパンできるようになったりと色々な打点調整調整が考えられる。相手ターンにエネを貼ることが前提なので、スタジアム張り替えで避けられる可能性も多く、確実とは言えないのがネック。ただ、パオジアンexは自身の特性を使用して立ち回る以上、「頂への雪道」をしっかりと剥がしたいデッキであり、スタジアムが入ると思われるので、その枠ではこのカードが採用されることになると考えている。
まとめ
ということで、今回は3月24日に公開された「クレイバースト」「スノーバースト」のカードを紹介していきました。
もう出てくるカードほとんど強い!!てか、今までの対戦シーンで見たことある能力がまんま出てきてる感じです。そりゃ弱いわけない…
現在さまざまなところで予約受付中ですが、ナンジャモ効果でおそらく今までで1番買えないパックになってしまうでしょう…
カード自体は楽しみですが、手に入るか不安という非常に難しい感情です。笑
一応現在も下記に設置しているAmazonさんの方でまだ抽選受付を行なっているので、まだできていない方は忘れずにやっておきましょう!!
それでは可能な限りまた情報が更新されれば、ブログも更新していく予定ですのでよろしくお願いいたします!
それでは〜